爪切りへのこだわり
室内飼いのわんちゃんは爪がすれる機会が少なく伸び放題になっている事もしばしば。そんな風にわんちゃんの爪が伸びると飼い主さんや家具などを傷つける可能性があるのでカットして安全にしてあげなければなりません。
カットするもうひとつの理由はは本人(犬)の為。伸びた爪は激しく遊んでいる時にどこかに引っ掛けると根元から折れる場合があります。これが結構な出血を伴うし、痛そうなんです。あぁ痛そう・・・
爪はカットして当たり前の現代なんですが、ただカットするだけではささくれができたり角が尖ってたりでまたまた飼い主さんを傷つけます。
そこで爪きりへのこだわり「やすりによる仕上げ」が重要になってきます。やすりがけは爪を切るよりも時間がかかるしめんどくさい作業。獣医さんでの爪きりではほとんどしてもらう事は無いのではないでしょうか?ペットサロンでもお店によってはやすりがけをしていない所もあるようです。
けどね、やすりがけしていないわんちゃんに抱っこをせがまれると痛いんです。腕に爪あとがキー!って付きます。ストッキングが伝線したりします。時には自分の体を痒みでかいたときに思わず傷をつける場合もあります。
なぜ?いぬどころがやすりがけにこだわるのかというと、お客様の声でした。あるお客様に言われました
「爪が痛い!私の肌は弱いんやで、ミミズ腫れになったわ」・・・と。
まだいぬどころを始めて間もない頃でした。それ以来爪やすりには気合入れてます。クレームは自分を育てる。そう信じてます。
なかなかお客様には気づいていただけない地味なトコロかもしれません。「カットが綺麗!」「とかいい香り!」とかみたいな嬉しい反応もほとんどいただけません。だけど、この「分かる人には分かる」的なこだわりを いぬどころの持ち味としてこれからも気合入れて頑張ります。
この記事を最後まで読んでくれたあなた、トリミング後のわんちゃんの爪を触ってみてください。「ふーん、これかぁ・・・」と思ってください。自分で言うのもなんですが、地味だけどいい仕事してます。